第9回『仮想地球』研究会
「地域情報データベース構築と地域ドキュメンタリー映画制作にみる「物語」」
日時:2009年6月28日(日)13時~18時30分
場所:京都大学東南アジア研究所敷地内共同棟5階セミナー室
お問い合わせ・参加申し込み(先着10名):
「仮想地球」研究会事務局 virtual.earth.kyoto[at]gmail.com ※[at]を@にしてください
趣旨:
地域情報データベース構築と地域ドキュメンタリー映画制作の両過程において生成している、あるいは両過程の基層をなしている「物語」
について検討することを通じて、両手法を活用した「地域」概念の検討と「地域」の把握・表現に関する方法について考える。
その際、特に、「理論」と「物語」の違いに注目し、地域研究の「物語」的手法の可能性について考える。
1.議論
「仮想地球」研究会・地域情報データベースの「物語」性について検討する。
また、その「物語」性と調査、データ収集・蓄積、データベース構築との関係について検討する。
参考資料:次の担当者が構築したデータベース(構築過程のものも含む)。
岡本雅博+藤岡悠一郎、益田岳、平井將公、藤岡悠一郎、榊原寛、稲井啓之、岡本雅博+新井一寛、大石高典(構想中)
2.鑑賞
上映作品『越後奥三面ー山に生かされた日々』
(1984年/145分/姫田忠義・民族文化映像研究所)
作品の「物語」性と調査・撮影、編集・表現との関係について検討する。
3.議論
ふたつの「物語」の考察を通じて、地域情報データベースと映像「作品」を活用した「地域」概念の検討と
「地域」の把握・表現に関する、方法について考える。
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